遅れ電流と漏洩電流とは何?

誘導性交流回路において位相が電圧よりも遅れた電流のことを遅れ電流といいます。
位相とは電圧波形と電流波形のズレのことを指します。
位相は角度で表し、単位は「度」と角度の単位と同じです。
波形のずれ方によって同位相、遅れ位相、進み位相の3種類に位相は分けられます。
正弦波交流電圧をコイル成分に印加することで電圧に対して電流の位相は遅れます。
電流が流れるほど電源と負荷を行ったり来たりするだけの電力で負荷が消費しない電力である無効電力が大きくなります。
その為、電源から送り出される電力が拡大してしまいますので、発電設備と変電設備の容量を大きくし安定した供給にする必要があります。

漏洩電流とは電路以外に流れる電流のことを言います。
絶縁体の内部や表面を通して線の間や大地の間に流出する電流です。
但し電路が大地と接続してしまう地路とは異なりますので注意が必要です。
電路を正常な状態を保つためにも大地に流れる電流を出来る限り小さくしなければいけません。
低圧電路は常に大地に流れる電流を1mA以下に保つように電気設備技術基準によって定められていますが、一般的に火災や感電を引き起こす可能性が高い地路に対する保護として定められています。
機器を安定して稼働させるために半導体や通信回路はノイズフィルターを設け大地にノイズを流す事がありますが、これにより生じる電流は漏洩電流です。
このようのうにノイズフィルターを設置系統に繋ぎ大地に電流を逃がす措置が広く一般的に行なわれている技術の1つです。
原則として電路は絶縁していなければいけませんが、経年劣化や損傷によって絶縁性能が悪くなる恐れも考えられ漏電を発生させる可能性がありますので、定期的に絶縁抵抗測定を行なうことが必要です。
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遅れ電流と漏洩電流とは何?